高年収の人は、一般の人とは転職活動方法に違いがあります。
個人的に努力していることももちろんありますし、また独自のコネクションが用意されているケースもあります。
具体的にどんな転職活動をしているのか見ていきましょう!
ハイクラスの人はみんな努力している
ハイクラスの方全てが、「特別待遇のように高年収の案件を紹介された」というわけではありません。
やはり高年収を勝ち取るだけの努力をしている事も確かです。
転職支援サービスの調査によると、年収300万円未満の方と年収700万以上の方で、転職の仕方が違うことが分かっています。
特に違う部分は。「専門家のアドバイスを貰ったか、貰っていないか」という部分。
300万円未満の方が11.4%しか専門家のアドバイスをもらっていないのに対し、700万円以上の人は31.1%の人がアドバイスをもらっています。
また、面接対策ではWebサイトを参考に対策を行った人が300万円未満の方で48.8%。
それに対し700万円以上の人は31.5%となっています。
この結果からも、年収が安い人ほど自分で調べて対応しようと考えている人が多いことがわかります。
しかしそれだけでは、不十分。
転職業界のスペシャリストに話を聞いて、どんな人材が求められているかを把握しなければ高待遇の年収を手にすることはできないでしょう。
相談できる相手がいるかいないか
ハイクラスの人とそうでない人の違いとして、相談できる相手の有無に違いがあります。
300万円未満の方は「相談できる相手がいない」と回答した人が43.3%。
一方、700万以上の人は20.5%となっています。
また700万以上の方は恋人、又は配偶者がいるケースが非常に多いです。
もちろん年収が安い人ほど若い人が多いので、そういった割合になるのは仕方がない部分もありますが、相談できる人がいるかいないかは、転職活動をする上で重要なポイントになることが分かります。
年収が低い人は恋人の有無だけでなく、家族や友達、後輩など、人間関係において相談する人が少ないというデータになってしまっていますので、そのあたりも改善する必要がありそうです。
ただ、すぐに相談できる相手を作ることなんてできないという方は、転職支援サービスのキャリアアドバイザーに話を聞く以外に方法はないでしょう。
ハイキャリア向けの転職サービスもある
転職サービスの中には前職で年収700万円以上などと、条件が指定されている転職サービスもあります。
そういった人に紹介されている案件も当然高年収のものばかりです。
具体的には下記のようなサービスがあります。
一般的な転職サービスではなかなかない管理職、専門職のポジションを用意した求人が多いのが特徴です。
また、転職エージェントのほかにヘッドハンターが登録されていて、ハイクラス求人サイトに登録しただけで、そういった人から声がかかります。
自分から仕事を探さなくても、どんどんとオファーが届くような状況です。
まるで活躍しているプロサッカー選手のように次々とビッククラブから声がかかるような感じですね。
こういった転職活動をするには、やはり年収面でちょっとずつでも上積みして年収600万円以上を目指したいところです。
なぜ年収600万円かというと、ハイクラス向けの求人サイトでは年収600万円程度を下限としている所が多いためです。
「年収600万円以上でないと登録できない」と具体的に記載されているわけではありませんが、そのクラス以上がハイクラスと考えているサービスを多くなっています。
すぐにハイクラスへの転職は難しいですが、ちょっとずつ年収アップを勝ち取って、いずれはこういったところを目指したいですね。
まとめ
以上、ハイクラスの転職活動について紹介しました。
ここで紹介したハイクラスは、だいたい年収600万円以上を想定しています。
国税庁が発表したデータによると、年収600万円台の人は全国で約280万人もいるそうです。
全体の割合としては決して多くありませんが、これだけの数がいれば決して無理な数字ではないでしょう。
ハイクラスを目指すには職業ももちろん重要ですが、転職でステップアップする際の年収アップも必要不可欠です。
年収はこだわらないという形で転職するのではなく、必ず前職よりもアップすることを条件に転職活動していきましょう。
Sponsored Links