30歳でSE職へ転職!ほぼ未経験で内定をもらうまでの長い軌跡

10年以上IT系職種を経験してきた私ですが、最初に就職したのは大手金融機関。IT業界に転職する時は未経験での挑戦でした。最初の転職で大成功だったわけではなく、少し遠回りをした当時の転職活動の様子を綴ります。

IT系の仕事に興味を持ったきっかけ

私が初めて就職したのは大手金融機関で、当時配属されたのは総務部でした。
大きな不満もなく、でもずっと続けたい仕事というわけでもなく、単調な日々を過ごしていました。

転機となったのは、上司から参加するよう勧められたExcel講座。

私はExcelファイルにデータを入力したことしかなかったのですが、講座で数式や関数、VBAについて勉強し、「こんなに楽しい作業があったとは!」と感動したのです。

プログラミング言語もこの時に知り、「プログラム書くとか、IT系の仕事がしてみたい!」という憧れが強まり、転職を意識するきっかけとなりました。

未経験職種への転職活動を開始

IT職種への転職を意識し始めた時点で私は25歳。未経験採用を狙えるうちに転職活動を開始しましたが、内定がなかなか出ませんでした。

それもそのはず。私はSEになりたいのかプログラマになりたいのかすら、ハッキリとわかっていなかったのです。「挑戦させてもらえるならどちらでもいい!」という気持ちでしたが、それをやる気と捉えてもらえることはありませんでした。

そこで、IT企業に勤める同級生に相談に乗ってもらい、まずはプログラマを目指し、その後SEにステップアップしたいという目標を設定。

自分の目標をはっきりさせることで面接でもしっかりと希望を伝えることができ、手ごたえを感じ始めた頃、やっと未経験枠のプログラマとして内定をもらったのです!

26歳、未経験採用でプログラマになる…はずが?

内定をもらったのは、ECサイトの構築と運営を行うITベンチャー企業でした。
少数精鋭を謳っていたその会社は積極的に経験者を採用していましたが、私が内定をもらった時は未経験者も数名採用していました。

中途入社した者に研修を受けさせた場合、どこかから研修費用の補助金が出るという制度があったようで、未経験者を自社で育成しようとしていたそうです。

おかげで私は3ヶ月間しっかりと研修を受けることができ、新米プログラマとしての日々が始まる…はずでした。

勤務初日、私が配属されたのは品質管理部門。
そう、私はプログラマではなく、テスターになったのです。

最初は開発工程をいろいろ経験させようとしているのかと思い、テスターの仕事をこなしていました。ですが、プログラムを書く機会はなかなか与えてもらえず、少しずつ不満が溜まる毎日。

「このままじゃ、研修で勉強したことも忘れちゃう!」

私は上司に直訴しようと思い始めていました。

会社が変わり、部署異動の可能性がなくなる

プログラマとして働きたい!と上司に直訴した私ですが、その時に、会社が吸収合併されることを聞かされ、今後希望の部署へ異動するのは難しいだろうと伝えられたのです。

合併後の会社に残ってみたものの、引き続き私はテスト担当でした。

私を採用した担当者は退職し、上司も違う部署へ異動になり、仕事も希望通りになる見込みは無し。

幸いテストの仕事はやりがいがあり、高い評価ももらっていました。開発工程の中では重要な役割であり、責任ある仕事だと誇りに思っていました。

ただ、やはり「設計やプログラミングも経験してみたい」と思い続けていた私は、30歳を目前にして再転職を考え始めたのでした。

SEへの憧れが消えず、再び転職活動を開始

前回と違って、年齢的に未経験採用を狙うのは難しい状況でした。かといって、経験者と言えるスキルも経験も無かった私は、経験浅めでも応募可能な求人を探しました。

また、仲良しの先輩に設計書の作り方を教えてもらって擬似SE体験をしたり、仕事のイメージと現実の差を埋めていきました。

復習を兼ねて、独学でプログラミングの勉強も始めました。

求人に応募するときは、「研修でプログラミングやネットワーク構築などについてしっかり学んだ」ことと、テスト担当としての実績もしっかりアピール。

そして、何社か書類選考通過のお知らせをいただくことができました。

30歳にて念願のSE職として内定をもらう!

面接をした企業は何社かありましたが、その中の1社からついに内定の連絡が!
しかも念願のSE職でした。

SE経験もプログラマ経験も無い私をどうして未経験SEとして採用してくれたのか?

後に採用担当者に聞いたところ、

「SEは技術力の高さも必要だけれど、顧客とのやりとりに必要なコミュニケーションスキルも重視する」とのこと。

また、「面接でのアピール内容から、課題発見スキルや論理的思考を評価した」と教えてくれました。

「開発チームにいたから仕事の流れは理解しているし、技術面はこれから伸ばしていけばいいよ」とも言ってもらえました。

入社後は少し厳しい先輩にも恵まれ、忙しいSE生活となりましたが、とても良い経験を積ませてもらいました。

さいごに

未経験職種、特に技術的な職種への転職は、今までの経験や積んだスキルが通用しないため、「やる気」と「ポテンシャル」をうまくアピールできるかどうかが鍵となります。

「やる気」については、言葉で「がんばります!」とだけ言っても伝わりにくいものです。未経験職種に挑戦するにあたって、現在どのような準備や勉強などをしているのか、具体的に伝えるといいでしょう。

「ポテンシャル」については、今までの職場でどのような実績をあげて、どんな評価を受けているのかを明確に伝えて、未経験職種でも短い時間で戦力になれる!とアピールするのが効果的です。小さなことでも、自分が真摯に取り組んだことを洗い出してみてください。

未経験職種に挑戦する時は自信なんてなく、大きな不安を感じていると思います。でも、やってみたいと思う気持ちがあるなら、挑戦してみることをおすすめします。

すぐに成功をつかめる人もいれば、私のように遠回りをする人もいます。
行動すれば失敗することもありますが、成功する可能性も必ずあります。行動しなければ成功する可能性はゼロです。

著者プロフィール

あきのこ

40代の子育て主婦ライター。趣味は旅行と写真。ミラーレス一眼レフで撮影の練習をするも、写真の奥深さにどんどんハマる日々です。

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