- 2020-5-11
- 一般転職
ここでは転職者の企業への平均応募数について検証していきます。
他人は関係ないと思いつつも、もう一方で「他の人は何社くらい応募しているんだろう」と、ふと気になったりしますよね。
特に不採用続きだと心配になってきて、「他の人はこんなに落ちたりしないのでは・・・?」と疑心暗鬼になってきます。
そこで転職希望者はどのぐらい企業に応募しているのか、その平均値に迫ってみます!
みんなどれぐらい企業に応募してるの?
転職支援を行っているdoda、非常に参考になるデータがあるので一部紹介しましょう。
- 1から5社:39.9%
- 6から10社:18.8%
- 11から15社:13.3%
- 16から20社:9.0%
- 21社から25社:5.4%
- 26から30社:3.6%
- 31社以上:10.0%
ご覧のように応募社数が増えれば増えるほど割合は徐々に減っていきます。
内定をもらえれば、そこで転職活動を打ち切るという人がほとんどですから、あたりまえといえばあたりまえの数字ですね。
ここで注目したいのは、平均応募社数より少ない応募社数で、転職活動を終えている人のほうが圧倒的に多いということです。
10社以内という区切りで考えると58.7%。
つまり半分以上の人は、10社以内の応募で内定先を得られているということになります。
31社以上という人もいますが、これはちょっと例外と考え、あくまでも少ない数で内定を勝ち取るという意識は必要です。
業種別で平均応募社数の異なる
次に業種別の平均応募社数についてみていきましょう。
企画管理系:13.6社
クリエイティブ系:15.1社
技術系(IT・通信):14.1社
技術系(機械・電気・組み込み):12.0社
技術系(建築・土木):8.4社
技術系(素材・化学・食品):10.7社
事務系:15.3社
販売サービス系:12.6社
平均応募社数は多い業種だと15社程度、少ない業種だと10社以下ということがわかります。
この平均応募社数には、2つの意味が考えられます。
1つ目はなかなか内定を得られず結果的に応募社数が増えてしまうケース。
2つ目は色々な企業の面接を受けて比較検討したいというケース。
例えばクリエイティブ系と事務系は平均応募社数が15と比較的大きい多いです。
この2つの業種は就職が特別難しいと言われている業種ではありませんから、いろいろ見極めたいという人が多い表れでしょう。
特にクリエイティブ系は自分のやりたい仕事かどうかは、詳しく話を聞かないとわからない部分も多いですからね。
逆に技術系(建築・土木)の応募数は少ないです。
「そんなにたくさん受けても一緒、内定を受けたところですんなり決めたい」という人が多いのかもしれません。
参考リンク
下記ページにて、おすすめのクリエイティブ・ITエンジニアに強い転職エージェントを紹介してますので、参考にどうぞ。
応募数は多いほうがいいのか?
1社のことを重視して、その結果いかんによって2社目を考えたいという人もいます。
ただその場合、もし落ちてしまったら再び転職活動が振り出しに戻りますし、次にすんなり決まるとも限りません。
そうすると転職活動が3ヶ月、4ヶ月と長期化してしまう恐れもあります。
また1社のことを重視しすぎてしまうと、ショックから次へのモチベーションが維持できなくなることもあります。
そういったことを考えると、2社、3社程度は並行して転職活動を行うのも悪くありません。
複数社面接を受けることで比較対象ができ、今まで気づけなかった善し悪しなどもわかるでしょうからね。
また、複数社並行で転職活動を行った方が、一時的な保留もしやすいのでお勧めです。
もし内定を得られても、「十分検討して1週間後にお返事したい」などと言って、他社の結果を待つことも可能です。
このように色々なメリットがあるので、応募する企業は1社より複数の方がお勧めです。
ただし、あまりにも多く応募しすぎてしまうと、お返事のタイミングなどが難しくなってしまうこともあるので、同時に行うのはせいぜい2、3社程度にとどめておきましょう。
参考リンク
複数の企業に応募する場合は、転職エージェントに相談した方がスムーズに進みます。
下記ページにて、おすすめの転職エージェントを紹介してますので、参考にどうぞ。
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