- 2020-5-10
- 一般転職
私は現在29歳の大卒のOLです。
新卒で最初に入社した企業の業界と職種はアパレルメーカーの事務の仕事で、私はどんな環境でも最低3年は続けるという目標を持って仕事をしていました。
入社してからすぐにブラック企業だと気付いたのですが、上司に引き止められてからの期間も含めてずるずると4年弱仕事を続けてしまい、今思えばもっと早く転職をしておけば良かったと後悔しています。
最終的には印刷業界の事務の仕事に転職し、本当に転職して良かったと思っています。
そんな私の転職体験談をご紹介します。
転職のきっかけ”就職した企業が最初から業績が悪かった!”
私が卒業した年はちょうど就職氷河期で、同級生でも真面目に就活をしているのに就職先が決まらずに大学を卒業する人が多かったです。
私も書類選考を含めると200社以上受けたような気がします…。
最初の会社に内定をもらえた理由は転職サイトに掲載しているのにフレッシュさにこだわって”既卒限定”と企業側が絞っていたため、応募者が少なかったからだと思います。
ホームページもない企業だったので判断する材料が求人しかない状態で就職を決めました。
一応大学に調べてもらった信用情報にも載ってこない企業だったのですが、入社してすぐに失敗したと思った理由は主に2つありました。
求人にはいいことしか書いてなかった!
就職活動で散々失敗した私は、企業から見てマイナスになるようなことは聞かないでおこう…と面接官の顔色を窺うような面接での受け答えをしていました。
だから、もしかしたら矛盾があるかも?という求人での内容にも触れることができず、誤魔化しているような雰囲気があっても突っ込んで質問することができませんでした。
これが私の面接での失敗です。
実際に始業時間は聞いていたよりも30分早くて更に強制で早出の日があっても手当なし、賞与は年2回と書いてあるのに実際は4年で1回しか出ませんでした。
業績は入社した時から最悪!下がり続ける年収にも不安が…
私の入社した会社はブティックに商品を販売しているアパレルメーカーでしたが、ショッピングモールが増えてきた今、ブティックに行くような人は減ってきていたので業績は最悪でした。
面接では社長の”高齢化だからビジネスチャンス”という言葉を信じて入社したのに、実際は下がり続ける業績と上がらない給料に不安を感じたのが転職を決意した理由です。
毎年保険料が増えていたために私の給料は新卒よりもかなり下がっていて、年収は大卒とは思えない200万ちょっとで、正社員なのにワーキングプアすれすれなのも嫌でした。
私が他業種への転職を決めた理由
私はアパレルから印刷会社に転職をしましたが、業界を変えたのにはあまり意味はなく職種にこだわっていて同じような事務の仕事がしたいと思ったことがきっかけです。
私はアパレル業界にも印刷業界にも興味はあったので、自分の興味のある業界なら職種へのこだわりが強くても志望動機を考えるのは難しいことではなかったです。
その企業への転職の決め手となったのは、前の会社にはなかった条件の良さでした。
使えなかった有給が使える、事務にしては高い月給と賞与あり、業種は違っても職種としては同じ営業事務のような仕事ができるといったことがポイントとなりました。
前職と違う業種だからこそ…。面接で伝えたのは熱意と経験!
前職とは全く違う仕事内容だったので、私が面接で伝えたのは熱意と経験でした。
中小企業なので事務職はあまり商品について把握していなくても良いということもあり、経験の方を重視してもらえたのも良かったと思います。
熱意は明るくハキハキと受け答えをして、質問をいくつか考えておくとより伝わりやすくなります。
前職での仕事は具体的に話してその企業で自分が携わる仕事との共通点を探し、それを強調するのがポイントです。
実際に入社してみたら今までと仕事内容がちょっと違うと感じましたが、私に決まった時の決め手となったのは応募者の中で私が一番前職で近い仕事をしていたからだったそうです。
まとめ
私は前職で普通の求人サイトを使って失敗したので、転職する時にはハローワークを使いました。
ハローワークは前年度の賞与が何か月分支給されたかについても書いてありますし、他の条件についても明確に書いてあるのが良いですよね。
仕事内容は悪くないけれど今の企業に不満がある…という方は、思い切って転職活動をしてみてください。
同じ企業に長くいて実績を作るのがベストではなく、企業が育てやすい若いうちに行動してみるのが成功のコツです。
是非、求人が多い今のうちに転職を検討してみてくださいね。
著者プロフィール
mami
年齢:20代後半/職業:事務/職歴:20代後半で新卒で就職したアパレル業界から印刷会社へ転職/印刷会社に転職したい人へアドバイス:街やテレビで見かけるものに携われる仕事にやりがいを感じます。他の業界からでもチャレンジしやすい業界なので、興味があったら是非その熱意を伝えてみてください!
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