就職したことのない暇な女子大生が上から目線で語るコラム

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こんにちは。暇な女子大生と申します。といっても女子大生はとうの昔に卒業し、今はブロガー・ライターとして活動しています。

大学を卒業してどこにも就職せずいきなりフリーランスになってしまったわけですが、在学中はそんなこと夢にも思っておらず、周りの皆と同じように就職活動に勤しんでおりました。

就職の動機?そんなのありません。あえて言うなら「お金が欲しいから」

書類審査や学力テストで通過はしても、面接で落とされてしまう。コミュニケーション能力の乏しさも原因としてあったと思いますが、一番は「就職の動機がまるでない」

子供の頃から将来の夢は「小説家」。皆が自分の夢と折り合いをつけ、諦め、妥協し、社会の歯車として溶け込む覚悟を決める時期にも、私一人だけ「自分は絶対ビッグになるはずだから会社勤めなんかしなくてもいいんだ!」とダメなニートが抱きがちな思想を順調に育んでいました。

「でもお金は欲しいし、生きていくために就職しようかな!きっと会社員を経験した方が良い小説が書けるだろうし…」

文系で技術も無く、会社に貢献する意欲もまるで無し。あるのは根拠のない自信だけ。時代は就職氷河期の真っただ中。何社面接に行ったところで、世の中を舐めきった女子大生を雇ってくれる能天気な企業などひとつも無いのでした。

親から就職留年のチャンスを一年だけもらい、降って湧いた膨大な時間を使って「暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ」というサイトをコツコツと更新していたところ、あるIT企業から「うちで働かないか」とまさかのオファーが。一生親のすねをかじって生きていくしかないと思っていた私にとってはまさに棚から牡丹餅。瓢箪から駒。二階から西島秀俊。裏庭から松田龍平な出来事です。

綺麗なオフィス、好い待遇、優秀な仕事仲間。「上司の一言一句、一挙手一投足に虫唾が走る」という病に侵されるその日まで、私は夢のような「会社員ライフ」を送ることが出来ました。

結局辞めるまで2か月と持たなかった私が出した結論、「会社員向いてない!」

消去法でノマド

豊かな日本に生まれた以上、野垂れ死ぬことはそうそうありません。どんな生き方でも、「いつかネタにしてやる!」そんな気持ちがあればやっていけそうな気がしませんか。

若者の約半分が非正規社員だという昨今、「ブロガー」という一見わけの分からない職業で生きていくのもアリかなあと思い始めました。

でも、今も思い出すのです。陽気な社長とのお喋り、女子社員との楽しいランチタイム、チームプレイの悦び、待ちに待ったお給料日……。

この先ご縁があったらまた会社にお世話になるかもしれません。フリーでも、会社員でも、大切なのは「自分を輝かせられる環境に常に身を置くこと」なのかもしれません。

あなたが笑えば、世界が笑う

転職される方々はきっと「今の環境が嫌だから」というネガティブな感情が動機なのだと思います。しかし、あなたが転職してその能力が上手く活きれば、それはやがて社会全体にとってプラスになるはずです。

日本がそんなポジティブな空気で満たされることを、今日も喫茶店の隅から祈っています。

著者プロフィール

himajo

暇な女子大生

平成生まれ。就職氷河期真っただ中に就活し100社以上から落とされるも、在学中に書き始めた『暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ』がまさかのヒットを遂げ卒業後すぐフリーライターになる。好きな食べ物は寿司で、最近の悩みは『既婚者しか好きになれない』こと。

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