【第二新卒必見】大手人材系企業から上場WEB企業へ転職した理由とポイント

この度自身の転職活動を振り返るきっかけをいただき、記事にして発信する機会をいただきました。簡単にプロフィールをお話させていただくと、2017年新卒にて大手人材系企業に入社。
IT領域の転職希望者に対するキャリアコンサルティング、同業界企業に対する採用支援を行なっておりました。現在は渋谷のWEB企業に転職し、SaaSサービスのカスタマーサクセスという立場で仕事をしております。

一言で今回の転職活動を振り返ると「結構しんどかった」という一言に尽きます。

正直1社目にて2年半ほど人々の転職活動支援を行い、職務経歴書の添削や、面接対策をサービスとして提供をしていた身のため「転職活動なんて余裕~~!」と思っておりました。というか思わなければならない身な気がしてます。

振り返ると「結構しんどかった…」。けれども勇気を出して大手企業を抜け出し、現在「楽しく日々わくわくしながら働いている!」そんな私の転職活動経験が、誰かの素敵なキャリア構築の参考になればと本記事を執筆させていただきます。

第二新卒で大手企業からWEBベンチャーへ転職を決意した理由

今回大手人材系企業からWEBベンチャー企業へ転職をした理由は2点ございます。

大手人材系企業からWEBベンチャー企業へ転職をした理由

  1. 自身のキャリアパス選択肢を広げたかった
  2. 自分が一番力を発揮できる環境に身を置きたかった

しかし正直不安だらけの転職活動ではありました。「転職は1社で3年は働いてからのほうが有利と言われている…」「自分の2年半の経験は企業に評価されるのだろうか…」といった不安を持ち、また学生時代に目立った功績を残していたわけではないし、周りには当たり前に起業して私の手のどこかないような場所にいる同級生も沢山います。

それでも転職活動を決意する事ができたのは、この現職でのキャリアにモヤモヤを抱えたまま仕事を行うよりは、このモヤモヤをどうにかして払拭したかった!始まりはそんなきっかけでした。

転職を決意した理由①:自身のキャリアパス選択肢を広げたかった

転職を決めた理由の1つとして、将来のキャリアに不安を持ったことが大きくございます。世の中には沢山の仕事、業界がある中で人材業界しか知らないことにぼんやりと不安を抱えておりました。
新卒の転職活動などあくまで学生の頃に知れる範囲、興味が持てる範囲でしか社会の事など知ることができないはずですので、生涯人材業界で生き抜く!と決意するにはあまりにも時期尚早すぎると判断しました。

また、前職ではいわゆる人材系営業職として業務を行なっておりました。前職の制度としてジョブローテーションがあったわけでもなく、このまま働いても「営業職」としてしか将来のキャリアロードマップはございませんでした。これも上記業界を絞る不安と同じく、営業職として将来生きると決めるには、最早定年などという概念は薄れて行く現代に、経験する業界を絞ってしまうことはリスクにしか感じなかったことを覚えております。

自身が生涯働く「業界」、実際の業務内容としての「職種」これらの選択肢を広げることが、自身の理想のキャリアを見つける上で必須なのではないかと感じたことが、第二新卒で転職を決意した理由の1つです。

転職を決意した理由②:自分が一番力を発揮できる環境に身を置きたかった

私が第二新卒で転職を決意した理由のもう1つの要素として、自分が1番力を発揮することのできる社風の会社・環境に身を置きたかったことがございます。結論から話すと、「会社のビジョンに共感でき、売り上げを上げる事=ビジョン実現に直結している」そんな環境こそが自身が一番力を発揮できる場所であると考えておりました。

営利企業を運営するにおいて、もちろん売り上げは大切です。会社を大きくすることは新しいサービスに投資することができたり、知名度をあげて、ある意味顧客に安心感を持たせることができます。前職では売り上げをあげることが果たして本当に顧客のためになっているのか?という不安を感じておりました。

外資系だった事が要因なのか、賞与はなくインセンティブ制度があり、売り上げを上げれば上げるほど稼げる仕組みで、従業員のモチベーションになっておりました。同僚に仕事のモチベーションを聞くと、大げさではなく8割ほどの方々が「お金が稼げる事」でした。

この環境では社員が売り上げを上げる事=100%本気で顧客へ価値提供をできていると感じる事ができず、モチベーションが上がりませんでした。

もちろんこの考えを否定するわけではありません。人それぞれモチベーションの源泉は事なって良いものですし、お金を稼ぐ事が決して悪いこととは思いません。しかし自分のモチベーションが異なるところから生まれているのではないかと感じ、人のモチベーションについて様々なところから情報収集を行なったところ、これが確信に変わりました。

自身が一番力を発揮し、生き生きと働く事ができるのは、その仕事に自身が関わる「意味合い」を見出せる環境

私のモチベーションの源泉を探る上で一番参考になった書籍の引用をご紹介いたします。

実は、「なんのために頑張るか」という働くための価値観、つまりモチベーションが、ある世代を境に大きく変わってきています。(中略)団塊世代より10年以上も上の彼らは、戦後の何もなかったころに、欲望とともに成功に向かって駆け抜けました。(中略)しかし、時代は大きく写り、今の30代以下は団塊世代以上とは全く異なる価値観を持っています。

尾原和啓『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』NewsPicks Book,2017年

引用部「全く異なる価値観」とは、団塊世代が「達成」や「快楽」にモチベーションを持っていたことと比較し、今の世代の人々は関わる物事に対する「意味合い」やそれに対する「没頭」にモチベーションを持つことです。
まとめると、自身が一番力を発揮し、生き生きと働く事ができるのは、その仕事に自身が関わる「意味合い」を見出せる環境であるという事。これからキャリアを積み上げる上で大切にすべき価値観として追求すべく、転職活動を行いました。

人材系企業からWEB系企業へ転職を成功させたポイント

ここまで私の転職理由についてお話をいたしましたが、ここから実際に転職を成功させたポイントについてお話します。冒頭でも申し上げましたが、私の転職活動は「結構しんどかった」です。
一番大切だと感じたポイントをお伝えし、少しでも「しんどくない」転職活動をしていただけるよう、ご一読いただけましたら幸いです。

実体験から感じた第二新卒採用の基準・評価方法

一般的な即戦力を求める中途採用と比較して、業務経験の少ない第二新卒採用での評価はあくまでこの人にポテンシャルを感じるか?という点から行われます。
もちろん現職での業務内容、成果はしっかりとアピールする必要がありますが、採用担当者は短い現職での経験のみでは本当に自社で活躍できる人材であるのかの評価が難しいと言われてます。

それでは採用担当者は業務経験以外でどのようにポテンシャルを計っているのか?私が転職活動をしていて感じたのは「会社ビジョンへの共感度」です。そもそも会社ビジョンとは、社会の中での企業の存在理由であり、いわば社会に対してどんな価値を提供する組織なのかが明示されているものです。

上記を前提に、ポテンシャルでしか評価を行う事が難しい第二新卒を採用する理由から想像すると、「会社ビジョンへの共感度」を見ている理由に対して以下のような仮説が考えられます。

「会社ビジョンへの共感度」を見ている理由

  1. 第二新卒は育成前提で採用しているため、将来的に成長する事が想像できる人材を採用したい
  2. 成長ポテンシャルが高い人材は言われた業務だけを行うだけでなく、自分で主体的に行動する
  3. 仕事を主体的に行える人材は会社ビジョン(社会課題)に対し自分ごと化する事ができており、会社ビジョン(社会課題)に対して行動したいという源泉から主体性を発揮する事ができる

上記仮説から、企業は「会社ビジョンへの共感度合いが高い」=「主体的に行動を起こせる成長ポテンシャルのある人材」であると判断し、第二新卒採用において大きな指標においているケースが多いと感じました。

会社ビジョンへの共感をアピールする

会社ビジョンへの共感度の高さをアピールする方法は一筋縄では行きません。人気企業の採用担当であれば年間数百人の第二新卒人材と面接を行い、自分の言葉で話す事ができている人材と、面接用に作成した台本を話している人材を見分けることは容易です。それではどのような話ができたら採用担当者に「自分は本気で会社ビジョンに共感し、主体的に働く事ができます!」という事を伝える事ができるのでしょう。

ここで1番最初に述べた「自己分析」が大切になります。「いや結局自己分析かーい!」「就職活動の時に散々やらされたわ!!」と思われる方も多いでしょうが改めて大切だと感じたのでお付き合いください。

会社ビジョンへの共感に説得力を持たせるには、自身のバックグラウンドをエピソードとして伝える事が有効だと、今回の転職活動を通じて感じました。

転職活動については下記ページで詳しく解説してますので、これから転職活動を始める方は参考にどうぞ。

私が転職活動で行なった自己分析

実際に私が行なった自己分析を振り返り、お伝えします。私の人生を振り返ると、「新しいことに挑戦し続けてきた人生」という事ができます。幼い頃からサッカー部、野球部、駅伝部、バンド活動、カメラアシスタント、WEBメディアの編集など様々な新しいことを行っておりました。

新しいものに飛び込む度胸は人一番あるという強みを身につけた反面、あまり一つの物を続けてきた経験は薄く、就職活動時は人と比べてこれまで積み上げてきた経験がない…と絶望した時もありました(笑)
しかし私の人生のターニングポイントである「社会学」との出会いから、生き方は人と比べるものではなく、自分は自分で良いという価値観を身につけ、今でも大切な行動指針となっていることに気づきました。

自己分析を元に会社ビジョンへの共感を伝える方法

上記私の大切にしている価値観は、同時に社会に向けて発信したいことでもありました。もう一度言いますが、何か一つのことを続ける生き方は自分自身にとって無い物ねだりではありますし憧れですが、また自身の好奇心に従って様々なトライを行い続けるのもまた良くて、生き方は人それぞれ異なって良く、それぞれがそれぞれの経験に対して胸張って生きる事ができる社会こそが、これからの時代を築いていくポイントとなると考えました。

日本は集団主義な風潮が強く、個性よりも空気を読んで周りに合わせる事が美徳とされがちですが、それよりもそれぞれが個性を認識して、個性のぶつけ合いを行っていく事が今の社会に必要な事であると考えます。

私は転職先の会社ビジョンに対し、上記の話をそのまま行った結果、非常にスムーズに内定をいただく事ができました。一次面接の人事も、二次面接の役員も、三次面接の社長にも同じことを伝え、いずれもその場で合格をいただく事ができました。

実際に入社後に面接時の評価を聞くと、「指向性が会社ビジョンとマッチしていてかつ本気でうちの会社で働きたいのだという事が強く伝わった。また成長してくれると期待している」というお話を聞く事ができました。
少々長くなってしまいましたが、言いたいことは「働くことに対して明確な行動源泉が見いだせる人材には成長可能性を強く感じる」という点です。

私の転職活動でも、これを伝える事ができた企業からは内定をいただく事ができ、自身のバックグラウンドとともに話す事ができなかった企業からはもれなくお見送りの連絡をいただきました。
是非このポイントを抑えて、応募する企業の選定や、面接対策を行なっていただけたら「しんどい転職活動」を幾分経験せずに転職活動を行う事ができるかと思います。

面接において実際に採用担当者がどこを見ているのか?というポイントについて下記ページで解説してますので、参考にどうぞ。

実際に第二新卒で転職活動を行なって得た気づき

改めて転職活動を振り返ると、私が第二新卒で転職を志したきっかけである「キャリアの広がり」「仕事への意味合い」は転職先の会社で見いだす事ができました。

現在人材業界からWEB業界へ転職し、SaaSサービスのカスタマーサクセスという立場で業務を行なっておりますが、ベンチャーだけあって自身の職責のみならず、できる事ならなんでもやらせてくれる環境です。
BIツールに触れてみたり、SQLというプログラミング言語に触れて業務を行う事ができたり、様々な挑戦ができる環境がそこにはあり、将来のキャリアを考える上でこの上ない環境にいると声を大にして言う事ができます。

第二新卒での転職活動を行なって、私は転職を行うという結果になりましたが、実際に転職をするしないに関わらず、自身はどんな仕事が楽しいと思えるのか?モチベーションはどこから生まれるのか?など、これから始まる長いキャリア形成に対して軸を固めるきっかけになると感じました。
少しでも現職でのキャリア形成に悩みを抱えている方は、アクションを起こして見て気づきを得ることをおすすめします!

著者プロフィール

とまみ

2017年新卒にて大手人材系企業に入社。IT領域の転職希望者に対するキャリアコンサルティング、同業界企業に対する採用支援。現在は渋谷のWEB企業に転職し、SaaSサービスのカスタマーサクセスという立場で仕事をしている。

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