【体験談】転職回数は2桁でも年収200万アップ!大企業に中途入社したいなら、紹介予定派遣を使うべき

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この記事を読んでいる方はこんな風に考えていないでしょうか。

「将来のことをあまり考えておらず、とりあえず入れる会社に入社したが正直いま後悔している」
「大企業に入りたかったが就職活動に失敗した。もう一度チャレンジしたい」
大企業に中途で入社するのは確かに大変ですが、道がゼロというわけではありません。

現に私は、大卒ではない上に転職回数2桁という履歴書を持っていきましたが、見事、大企業の総合職に登用され、年収200万円アップを実現させました。

その方法は、「紹介予定派遣」を利用することです。

  • 紹介予定派遣とは…将来正社員として働くことを前提とした派遣社員のこと

今回は、中途で紹介予定派遣を利用し、大企業で正社員になる方法について、実体験を交えながらお話しします。

【2つ】大企業へ中途入社するための手順

まず始めに、大企業へ中途入社するための2通りの手順をご紹介します。

入社したい会社が決まっていない場合

派遣会社に登録して、大企業の紹介予定派遣がないか調べてもらいましょう。
派遣会社では「非公開求人」という案件を取り扱っていて、大企業の案件はここに該当することも多いです。「非公開求人」とは、インターネット上で検索しても企業名が表記されていなかったり、案件自体がインターネットで公開されていなかったりする求人のことを指します。
こちらから大企業の紹介予定派遣を探している旨を伝えれば、派遣会社の担当者が快く探してくれるでしょう。
ただし、何も準備せずに「良い案件を探してください」と上から目線で言っても、紹介してもらえなくなる可能性があるので、注意が必要です。

オススメの派遣会社と、仕事を紹介してもらう前に予め準備することについては、最後の章でご紹介します。

入社したい会社が決まっている場合

その会社が、中途採用を実施しているか調べましょう。多くの場合、新卒もしくは第二新卒しか受け入れていないことがあります。
もし中途採用がある大企業の場合、「キャリア採用」という枠が設けられていることが多いですね。これは、会社が求めている職種に対して、よほど大きな実績があるか、長年経験を積み成果を出した人しか対象になりません。
要は、「大企業でもいきなり即戦力としてバリバリ働ける人」ですね。なかなかハードルが高いでしょう。
しかしここでわかったことが2つあります。1つ目は、労働者が足りているわけではないということ。2つ目は、中途採用を受け入れているという事実です。

では、現時点で誇れるような実績が無いとしたら、自分はどうやって入社するのか。
冒頭の話に戻りますが、紹介予定派遣を利用することです。

紹介予定派遣のメリット

  1. キャリア採用に比べて入社のハードルが低い
  2. 派遣として働いて、納得いかなければ正社員採用を断ってもいい

有効活用できれば、大企業への転職も夢ではありません。
 

正社員になれないこともある?紹介予定派遣の甘い罠

さきほどは紹介予定派遣のメリットを伝えましたが、今度はデメリットをお伝えします。

それは、「雇用主と労働者双方の合意がないと正社員にはなれない」という点です。先ほど「派遣として働いて、納得いかなければ正社員採用を断ってもいい」というお話をしましたが、断る権利があるのは会社側も同じです。

大企業に限らず、会社は「役に立つ人材」を常に求めています。紹介予定派遣を利用すれば、労働者の得意・不得意、人柄、仕事への姿勢などを、正規雇用する前に予め知ることができますよね。
会社側からすれば、派遣期間中に「この人は使えない」と判断して正社員登用を断れば、みすみす役に立たない人材へ予算を割かなくてもよくなるというわけです。

あまり良くない例ですが、この「双方の合意がないと正社員にはなれない」というシステムを利用して、はじめから正社員にする気がない会社も存在しています。

確認して頂きたいポイント

「紹介予定派遣から正社員になった人の過去実績があるか」を調べること

そこで確認して頂きたいポイントを2つお伝えします。
まず1つ目は、「紹介予定派遣から正社員になった人の過去実績があるか」を調べること。
派遣会社の担当者に聞いてもいいですが、あまり内部事情に詳しくない担当者にあたることもあるので、いっそのこと会社側に直接聞いてみると良いでしょう。その方が確実ですし、反応でなんとなく察しがつきます。

「正社員になる条件」を予め聞いておくこと

2つ目の確認ポイントは、「正社員になる条件」を予め聞いておくこと。ただ、条件が明確に決まっていない会社も多く、「頑張ってくれれば正社員になれます」なんていう風に返されてしまうこともあるでしょう。
もし条件が明確であれば、それをクリアするために邁進するだけです。条件が不明瞭の場合は、入社した後に自分が成果を出せそうな会社か入念に調べておくほうが良いでしょう。

 キャリア採用に比べて入社ハードルこそ低いものの、大企業の紹介予定派遣で「ただコツコツと言われたことだけをやっていたら正社員になれた」なんてことはそうそうありません(よほど潤沢な採用予算がある会社は別ですが)。

紹介予定派遣だからといって必ず正社員になれるわけではなく、きちんと成果を出して会社に認められ、初めて正社員になれるのです。

【成功体験】紹介予定派遣から大企業の総合職へ登用され年収アップ

ここからは私の実体験の話になります。
私自身は専門学校卒で、これといった輝かしい実績があるわけでもない上に、転職回数は2桁という、とても大企業の正社員になれるような経歴の持ち主ではありません。
しかし実際に紹介予定派遣から大企業への総合職登用を成功させ、年収200万円アップを実現させました。

大した実績もない私が何を武器にして挑んだか。
私はベンチャー企業で揉まれまくってきた為、ありとあらゆる業務をこなす遂行力とスピード感には自信がありました。また、自分以外に代わりがいる大企業とは異なり、小さなベンチャー企業では一人ひとりの責任が重いため、メンタルが強くなります。
派遣社員として入社するときは、このポイントを推して採用されました。

入社した後は、「派遣社員として与えられた仕事」だけをこなしていては目立てないと思い、正社員が嫌がるような難しいプロジェクトや、頓挫している案件などに率先して首をつっこんでいきました。

具体的にお伝えすると、私が入社した会社は、責任のなすりつけあいが横行していて、さらに部署間の情報共有が機能しておらず、前に進んでいないプロジェクトだらけだったんですね。
そこを「私がまとめます」とグイグイ入っていって、片付けていきました。

正社員へ登用されたのは私ひとりでした。

こんなエピソードを聞くと「そんな積極的なことしなくてもいいのでは」「同僚から目をつけられそうで怖い」などと思う方もいるかもしれませんが、その考えは甘いと思います。

事実、自分と同時期に入社した派遣社員数十名の中で、正社員へ登用されたのは私ひとりでした。
では、他の派遣社員の人たちは何をしていたかというと、決してサボッていたわけではありません。「社員の言うことをひたすら真面目にこなしていた」のです。

真面目に頑張っていたのに、正社員になることが認められなかったのは何故か。答えはひとつです。「正社員にするほどでも無かった」からでしょう。

私は自分の成果を自慢するつもりはありませんが、大企業で正社員になるために、苦労したこと、我慢したこと、自ら動いて解決した案件数は、他の派遣社員の誰にも負けません。

もう一度言います。

言われたことをコツコツこなしているだけでは、大企業で正社員登用されるのは難しいでしょう。

大企業へ入社するために使うべきオススメの派遣会社と準備しておくこと

大企業の紹介予定派遣を狙うなら、大手の派遣会社を利用した方がよいでしょう。
派遣会社はさまざまなタイプがあります。地域に根差した小さな会社もあれば、業界を絞った専門色の強い派遣会社、これからご紹介するような大手の派遣会社などです。

しかし紹介予定派遣を利用するような大企業は、なかなか小さな派遣会社とは契約していないことが多いので、大手の派遣会社を狙った方が確実です。

上記の派遣会社にはインターネット上から自分の情報を登録することができますが、登録する前に準備しておくことが重要です。
派遣会社の立場からすれば、大企業に限らずクライアントには良い人材を紹介したいですよね。中途半端な人材を連れていき、紹介先の信用を落としてしまっては大変なことになります。

各派遣会社の求人数や福利厚生、研修制度については、下記ページで詳しく解説してますので、参考にしてください。

というわけで、派遣会社に登録する前に、自分の棚おろしをきっちりとしておくことをオススメします。

棚卸一覧

  1. 今まで勤めた会社の業種、職種、規模
  2. 各会社で自分が携わった業務
  3. 各会社の退職理由
  4. 自分が持っているスキルとレベル
  5. 成功体験、失敗体験
  6. 得意なこと、苦手なこと
  7. 今後どういう働き方をしていきたいか
  8. どんな人物になりたいか

最低でもこのぐらいはしっかりと自分で考えて、用意しておきましょう。
少し面倒くさい作業かもしれませんが、大企業の紹介予定派遣を紹介してもらうためには、「この人は大企業に紹介しても問題なさそうだ」「きちんと自分のことを理解できている」など、派遣会社に好印象を与えることが大事です。

インターネット上から登録した後は、派遣会社から電話かメール連絡が入り、担当者と面談を設定することになります。
実際に会って話すときも、信頼できる人材であることを証明するために、スーツを来ていくといいでしょう。

自分に自信がない人や、スキルレベルの低い人、実績が少ない人は、特に身なりや話し方などに気を付けて、派遣会社への印象を良くすることが重要になります。

最後に

実体験をもとにした紹介予定派遣のメリットとデメリットをお伝えしましたが、結局は、派遣社員でも成果を出さなければ大企業で正社員になることは出来ないでしょう。大きな会社であればあるほど、派遣会社の人数は増え、派遣社員同士の競争も起こり得ます。
大事なのは、言われたことだけをこなす社員ではなく、自分の利用価値を会社に認めてもらえるように積極的な行動をすることです。
これから中途入社を目指している人は、ぜひ頑張ってくださいね。

サポートをもらいながら、じっくり転職活動を進めたい方には転職エージェントがオススメです。下記のページを参考にしてみてください。

著者プロフィール

mizuno kaori

転職経験2桁の36歳女性です。大卒ではなくコレといった実績もない年収300万円OLでしたが、大企業への転職に成功して年収200万円アップさせました。

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