未経験でも1年目で年収2000万円!?~美容外科・皮膚科医への転職事情~

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皆さんは「医師」という言葉を聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか?
世の中には様々な仕事が存在し、医師・弁護士・国家公務員などの言わば高収入エリート的存在とされる職業から、今では子供のなりたい職業No.1となったYou Tuberという新しいジャンルの職業まで登場し、月収○千万円を稼ぎ出す人もいるとのこと…、驚きを隠せませんね。

私は小さい頃から「将来医者になりたい!」と思い、医師になるため学生時代から日々努力を重ねてきました。そして、つい先日私は転職活動を行い美容外科医としての道を歩み始める第一歩を踏み出したところなのです。一般企業で働いている方の中にも、昨今「第二新卒」という名前が付けられているくらい「転職」することは自身のキャリアを形勢していく過程の上で、もはや常識となってきているのではないでしょうか。

「転職活動」が医師たちの間でもより一般的になってきている

実は、その「転職活動」が医師たちの間でもより一般的になってきているのです。そもそも「医者の転職ってどういうこと?」「どうやって転職すればいいの?」と思われた方もいるかも知れませんが、大まかに言うと医局を辞めて、労働環境のいい病院に勤めたり、違う科に移ったりするのです。(転職と言っても医療業界の中で行われることがほとんどです。)

私自身も、昨年までとある国立大学の医局に在職していましたが、大学病院での労働時間に似合わない給料の低さ・拘束時間が長いことに耐え切れず、美容外科・皮膚科クリニックへの転職を決意しました。今回はなぜ私が転職を決意したのか、なぜ美容業界を選んだのか、医師のオススメ転職サイトに関してご紹介していきたいと思います。

これから転職を考えられている医師たち、また医師たちの転職に興味を持ってくださった方に少しでも興味を持っていただければと思い、執筆させていただきました。

サラリーマンより大変?医師たちを取り巻く苛酷な職場環境の実態

冒頭でもお話したように、医師は高収入職業の代名詞、30代を越えたあたりでの平均年収は1000~1200万円 (勤務する病院や勤務形態によって多少年収額は異なりますが…)、一般企業に勤める同年代のサラリーマンの平均年収が400万~450万円程度ですから、単純計算で約3倍ものお給料が貰えるというわけです。

ですが、そう簡単に医師なれるわけではありません。医師である方はおわかりだと思いますが、医師として働くには、まず厳しい受験競争を勝ち抜いて医学部に入らなければなりません。その後も医師免許取得や専門医資格の取得など、日々勉強と隣合わせの日々です。医師になってからも日々学び続けること、努力を惜しまないことが大切です。

また、若いうちは病院を転々とさせられることも多く、1年~2年たらずで勤務先の病院が変わります。早い人では半年で次の病院に行った人もいるので、いつどのタイミングで勤務先が変わるのかが分かりかねるというのが現状です。さらに大変なのが、私はどうも嫌で仕方なかった当直業務、病棟回診・病院からの急な呼び出しです。

年収は良いけど、日々勉強の上に、労働環境も過酷です。

「生活リズムが安定しない、睡眠時間が十分に確保できない」ことにストレスを感じてしまう

医師になる誰もが経験するであろう「当直」業務、私が研修医時代に勤務していた病院では、研修医は月に4回ほど、午後9時~翌朝8時半まで救急で運ばれてくる患者の対応を行っていました。夜勤とは違い、その間ずっと仕事をしていなければいけないということはないので、急患や病棟からの呼び出しが無ければその間は仮眠するなり、なんなら動画サイトを見て過ごすなり自由です。

ですが、いつ呼び出されるか分からない、寝たと思ったら電話が鳴る、仮眠と言えどこれでは身も心も休まりません。当直が終わっても9時から午前中は通常の外来診療を行い、午後は病棟回診に手術が2件…。がっつり寝る暇もなく1日が終わります。
そんな日にカンファレンスなんて入れられたら、もう先生の話なんて頭に入ってこないですよね…。生活リズムが安定しない、睡眠時間が十分に確保できないことにストレスを感じてしまうことが多々ありました。

先日、私は関西圏内の中核病院で内科医として勤務している友人と仕事終わりに飲みに行く約束をしていました。彼と飲みに行く時は決まって彼の病院近くで会うことが条件でした。なぜかと言うと、彼の勤務先の病院からの急な呼び出しにいつでも対応できるよう30分以内で病院に戻ることができる場所にいることが義務付けられているからです。

ストレス発散のために飲みに来ているのに、これがストレスの原因になってしまうというのは、友人と言えど、なんとも気の毒なものです。
科ごとにも業務内容は異なるので一概には言えませんが、外来診療や手術以外にもたくさんあって、働き方改革で、残業減らそうだとか1日8時間労働遵守なんて夢のまた夢。そんなこと言ってられないのが医師たちの現状です。

こういうストレスが原因で辞めていく医師が多いのも事実ですね。

美容外科・皮膚科に転職で年収大幅アップ!?近年人気の美容業界

さて前置きが長くなってしまいましたが、本題である「なぜ私が美容業界に転職をしたのか、どのようなメリット」があるのかを詳しくお伝えしていきます。なぜ私が美容業界に転職したのか、率直に言うと美容外科・皮膚科では先ほどお伝えしたような当直・病棟回診・時間外業務が無く、生活リズムが安定した仕事だからです。

美容クリニックでの勤務時間は10:00~19:00が一般的で、残業をしても1時間程度、一般企業でお勤めになっている方とそこまで変わりありません。病棟が無いため、夜の呼び出しも無く、いつ呼び出されるかの不安もない、睡眠時間も確保ができるというのが大きな理由です。

その上、さらに魅力的なのはなんと言っても年収ですね!科の中でも、とりわけ稼げると言われているのが美容外科・皮膚科、1年目から未経験でも年収は2000万円以上のクリニックがほとんどですから、稼ぎたいと思っている医師の方も多いです。また近年は二重まぶた整形、脱毛などの施術が数万円からできるようになり、整形することにプラスに捉える方も多くなり、業界自体も右肩上がりなのが現状です。

これは30代男性が大学病院・市立公立病院・美容クリニックでそれぞれ勤務した際の年収を比較したものです。(※あくまでも一例であり、絶対ではないのでご注意ください)

大学病院勤務

  1. 年収:400万円(大学病院内月給)
  2. 年収:240万円(アルバイト)
  3. 合計:640万円/年
市立・公立病院勤務

  1. 年収:1000~1300万円/年
脱毛クリニック勤務

  1. 年収:1800~2000万円/年
美容外科・皮膚科クリニック勤務

  1. 年収:2000~2500万円/年

というように、美容クリニック勤務の年収は病院勤務の倍以上となります。美容関係の治療は自由診療のため、クリニック独自で施術の料金を設定できることもあり、若くしてでもこのような年収形態となるわけです。
また、昨今は美容外科・皮膚科に転職を考えている医師も多くなってきているため、求人数も多く採用も積極的に行っているそうです。私の勤務しているクリニックでは、毎月転職してきた新人医師が入社してきているようなので、いかに需要が多いかがわかります。

業界の成長と比例して、求人の数も年々増加しています。

実際利用したサイト

美容外科・皮膚科への転職と言っても、実際どのサイトを利用したらいいのか、どのような求人があるのか、わからない所もあるかと思いますので、今回は私目線ですが、実際に利用した転職サイトをご紹介します。

①美容医局(総評4.6)

美容外科・皮膚科クリニック勤務

  • 求人数:★★★★★
  • サポート面:★★★★★
  • 口コミ:★★★★☆
  • エージェントの質:★★★★★
  • スタッフ対応:★★★★☆

名の通り、美容クリニックを専門とした転職エージェントで、美容業界の求人数は他社と比べて圧倒的に多い
です。美容医局では、定期的に東京や大阪で医師たちの懇親会などを開催しており、クリニック担当者数名と転職希望者で食事をしながら実際に美容クリニックで勤務されている先輩医師から話を聞く機会が設けられていますので、実際に働いている方からお話が聞けるのは、非常にありがたかったですね。実際に自分が入ってからのイメージも沸きやすかったです。
クリニックの情報(内情)など、結構細かく教えてもらいましたし、実際のクリニックへの面接は担当者付き添いのもと行われますので、安心して面接に臨むことができました。

美容医局の公式サイトを見る

②エムスリーキャリア(総評4.5)

美容外科・皮膚科クリニック勤務

  • 求人数:★★★★★
  • サポート面:★★★★☆
  • 口コミ:★★★★★
  • エージェントの質:★★★★★
  • スタッフ対応:★★★★☆

こちらは美容に関わらず、あらゆる科への求人が揃っており、転職希望の医師登録者数は国内最多となっています。医師の方々も1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
担当コンサルタントの方は全員医療経営士の資格を持っているそうですから、実力を持った担当者が揃っている印象を受けました。メールの返信やその他連絡などに関しても仕事が速かったで、スムーズな転職活動ができました。また、エムスリーキャリアも面接への付き添いをしていただきました。

エムスリーキャリアの公式サイトを見る

③リクルートドクターズキャリア(総評3.8)

美容外科・皮膚科クリニック勤務

  • 求人数:★★★★☆
  • サポート面:★★★☆☆
  • 口コミ…★★★☆☆
  • エージェントの質:★★★★★
  • スタッフ対応:★★★★☆

言わずと知れた人材業界最大手「リクルート社」が医師向けに展開している転職サイトです。やはり大手!仕事のスピード感や求人数も比較的多い印象を感じました。専属のアドバイザーがついてくれましたが、スタッフの対応に関しては少し事務処理的な感じがしましたね…。ちなみに面接への付き添いはありませんでした。

リクルートドクターズキャリアの公式サイトを見る

3社を比較しましたが、美容外科・皮膚科への転職であれば専門性のある①美容医局②エムスリーキャリアを利用するのがおすすめだと思います。

最後に

いかかでしたか?
医師と言えど、十人十色。外来や手術をして病院勤務を好む人、研究が好きで論文執筆に熱心な人、人命救助の最前線で働きたい人、実際私の周りにもこのような想いを持って医師として働かれている人がたくさんいらっしゃいました。
医師たちの働き方も変化しつつある中で、「転職」というものが自身にとってプラスになることを願っています。

著者プロフィール

Dr.浜YAN

29歳・男性。大学卒業後は関西の公立病院・大学病院で皮膚科医として勤務。現在は東京の大手美容外科クリニックにて勤務

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