飲食業転職時に役立つホワイト飲食店を見抜く方法4選

飲食業への転職を考えている方の中には、「飲食店にはブラック企業が多い」という噂を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

実際、慢性化した人手不足から長時間労働が続いたり、他業種に比べ低賃金であったりという事実は、飲食業には多くみられます。

ただし、飲食店の全てに当てはまるわけではないこと、働きやすいホワイト企業も数多く存在していることも事実です。そしてホワイト企業にはいくつかの共通点があります。

今回は、共通点をもとにして転職時に役立つホワイト飲食店を見抜くための方法をお伝えしていきましょう。

転職前に知っておくべき飲食店の事情

ホワイト飲食店の見抜き方を探る前に、全ての飲食店に共通している基本的な部分を知っておきましょう。

飲食店は現場が最優先

飲食店はサービス業に分類され、売上はお客様から注文を受けて初めて成立します。
そのため、お客様が存在する空間の、現場が第一であることは最も基本的で重要なルールと言えます。
この部分を重要視していない飲食店は、売上を上げて利益を得ることを拒否しているとも取れます。

飲食店は薄利多売が当たり前

飲食業は先述の通り、注文があって初めて売上を得る仕組みなので、運営するためのコストが先にかかります。
さらに売上に対する利益率が低く設定されていることが多く、コスト削減や売上管理ができていないと利益を残し続けるのは難しい業界であるとも言えます。

人件費にはシビア

コストが先にかかる飲食業で、特に大きな割合を占めているのが人件費です。経営側の考え方にもよりますが、人件費を削減し利益を残している店舗も数多く存在しています。
そのため、現場側では時間帯によってギリギリの人員で店舗運営せざるを得ないのが現実です。

個人店とチェーン店では働き方は異なる

飲食店には大きく2種類あり、個人経営と多店舗経営があります。多店舗で展開しているチェーン店では、コストや売上、人員配置などでリスク分散ができるメリットがあります。
また、従業員も長く在籍することで店舗運営や管理業務も任せられていくことが多いです。

個人店では、オーナー兼スタッフであることが多く、売上やコストに関しては特にシビアで、従業員の雇用形態や任せる仕事内容も全く異なります。

以上が基本的な飲食業の概念です。
人間が生きていく上で必要な「食」に関わる点や、人とのつながりが大変重要で仕事にやりがいが多い点が飲食店の特徴です。

転職時に役立つホワイト飲食店の特徴

それでは飲食業の基本部分を理解した上で、ホワイト飲食店を見抜くための方法を具体的に探っていきましょう。

1.求人問い合わせへの対応が丁寧か

飲食店の求人に応募する場合、応募フォームや電話などで問い合わせることが一般的です。採用担当者の求人に対する対応が早く、丁寧であることはホワイト飲食店の条件と言えます。

理由は様々考えられるのですが、ブラック飲食店の場合、店舗管理者兼採用担当者であり、現場を優先するため求人への対応が後回しになることが多く、時間も長く割けないことから対応も丁寧でない可能性が高いです。

採用担当者の求人に対する意識が高く、丁寧かつ素早い対応ができている場合はコミュニケーションも取りやすくホワイト飲食店である可能性が高いです。

2.シフトや休日、休憩時間、残業に関して具体的か

飲食店への転職を考える際、求人欄に記載されているシフトや休日、休憩時間、残業など内容が正しいかを必ず確認しましょう。
問い合わせ時や面接の際にも確認できますし、ブラック飲食店の場合、この管理が曖昧であることが多いです。
実際のシフト表が確認できたり、採用担当者や現場スタッフの休日や勤務体系を具体的に回答できる場合、法令遵守の管理も行き届いておりホワイト飲食店である可能性が高いです。

3.作業マニュアルがあるか

個人経営店やブラック飲食店に多くみられる特徴として、マニュアルがない(またはマニュアルがあっても活用されていない)ことが挙げられます。

飲食店は、実際に口に入れるものを扱い、生命にも関わるため守るべき法律が多いです。また多彩なメニューや、調理器具・電子機器や機械を扱うこともあり覚える項目も多いです。

初めて働く方が、どのような順序で作業していくかがマニュアル化され、明確になっていることは、人材育成面でも衛生面でも、トラブル対応においても、大変重要な部分でありホワイト飲食店の条件とも言えます。

飲食業へ転職希望の際には、必ず面接時や問い合わせの際に確認しておきましょう。

4.店内が清潔であるか

飲食店はサービス業であり、特に店舗型の場合はトイレや座席など、お客様が利用する空間の衛生管理は重要です。キレイで衛生的な店舗は、顧客満足度が高く信頼につながり、長い眼で見て売上向上にもつながっていきます。

5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を基本に常に清潔な店舗を意識している飲食店は、ホワイト飲食店である可能性が非常に高いです。

まとめ

今回、飲食業転職時に役立つホワイト飲食店の見分け方を4つお伝えしました。
総合的にブラック飲食店と言われる場合、管理が上手ではなく、管理者もスタッフも常に余裕がない状態であることが非常に多いです。

逆を言えば、管理が上手で、作業の優先順位が確立され、浸透している飲食店はホワイトである可能性が極めて高いと言えます。
ぜひ飲食店への転職を考えている場合の参考にしてみてはいかがでしょうか。

著者プロフィール

ひもん

全国各地で飲食店の新規OPENなどに携わり、その成功と失敗のノウハウを生かし様々な立場で、様々な視点で、将来の飲食店のあり方と向き合いながら現在に至る。

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