未経験でも大丈夫?保育士になる方法

「未経験でも保育士になれる?」「保育士資格はどうやったら取得できるの?」と悩んではいませんか。

保育士不足が叫ばれるなか、この職業に興味があってもなかなか1歩ふみ出せない人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、未経験でも保育士になれるのか、どうやったら国家資格を取得できるのかについて、筆者の経験談も交えて解説します。

未経験から保育士になれるのか?

未経験から保育士になれるのか?

答えはズバリ、「未経験でも保育士になれる」です。

しかし、いくつかデメリットもあります。

メリットと合わせてみていきましょう。

未経験から保育士になるメリット

未経験から保育士になるメリットは「まだ何も知らない」という点にあります。

未経験から実務に入ると、座学でいくら学んでいたとしても、子どもがどのようなことが好きで、どのような言葉がけをすれば子どもが動くのかがわかりません。

筆者も、未経験で保育士になった当初は日々の業務に急かされ、何がなんだかわからないまま1日が終わることが多くありました。

くじけそうになったときには、テキパキ指示をだす先輩の先生を見て、「自分もこんな先生になりたい!」「こんなとき、あの先生ならどうするだろう・・・」と考えていました。

そうすると、見ている景色が途端に変わり、客観的に自分の問題に気づくことができましたし、自分を見つめ直すきっかけになりました。

ベテランになればなるほど自分のキャリアや保育の考え方に対するプライドがあるものです。

しかし、未経験であることは、知らないことを「知らない」と、どんどんベテラン先生に聞くことができるチャンスです。

これは、いわば新人保育士だからこその特権ともいえます。

恥ずかしがらずにどんな些細なことでもよいので質問し、現場を吸収していきましょう。

未経験から保育士になるデメリット

対して、デメリットは「理想と現実のギャップがある」という点です。

保育士というと、笑顔で子どもの育ちや心に寄り添う姿を想像するかもしれません。

しかし、保育現場はまさに体育会系の職場そのもの。

園によっては、重く固いバギーの出し入れを朝夕のお散歩ごとに行ったり、遊びを15分ごとに変えて子どもを飽きさせないようにしたりと、息つく暇がありません。

しかも、保育現場はギリギリの職員数で限界人数の子どもをみるのはザラです。

結果として「ひとりひとりに寄り添う保育」は名ばかりのものになってしまうことも。

真面目な先生ならなおさら、「思っていたような保育ができない」「もっとしっかり子どもと向き合う時間が欲しい」と、悩む原因になります。

人間関係

保育の職場は人間関係も複雑です。

筆者が勤めていた園は、1年間で職員12人中4人以上の先生が離職しました。

先生が悪口の書かれた置き手紙をほかの先生の弁当袋に入れたり、ベテラン先生同士で保育観が違うことによるケンカがあったり。

なかには保護者や他の教師も前では子どもに対して優しい態度の先生が、陰で子どもを突き飛ばしたり叩いたりといったこともありました。

ストレスが多い職場ゆえに、人間関係の負のスパイラルに巻き込まれない心の強さや、アンガーマネージメント、セルフコントロールなども重要です。

未経験で保育士になる方法

保育の未経験者か経験者であるかにかかわらず、保育士として働くためには国家資格が必要です。

資格を得るためには主に2通りの方法があります。

養成学校をでて保育士になるには

1つ目は、養成学校を出て保育士になるという方法です。

保育士養成課程のある大学、短期大学、専門学校などで保育士の資格が取得できます。

専門学校の入学資格は高卒程度です。

養成課程は2〜4年程度で、授業は座学だけでなくピアノや造形表現も含めた実技の授業をします。

また、学校と提携している保育施設でも実習をおこない、卒業とともに資格を取得できます。

試験を受験して保育士になるには

2つ目は、試験を受験して保育士になるという方法です。

受験方法は学歴によって異なります。

高卒の場合

1991年以前の卒業もしくは1996年度以前の保育科高校卒業の人は、受験資格があります。

この条件に該当しない場合は、児童福祉施設や保育関連施設で一定期間一定時間以上の勤務が必要です。

高卒の実務経験は2年以上でかつ2880時間以上。

働く施設が対象になるかは自治体によって異なるので、事前に確認をするようにしましょう。

大卒の場合

4年制の大学を中退した人でも、在学期間が2年以上あり、62単位以上取得している場合は保育士試験の受験が可能です。

保育士試験は毎年4月、10月に筆記試験があります。

そして、実技試験は6〜7月、12月上旬に実施されます。

実技試験に進むためには筆記試験すべての科目(8科目)の合格が必要です。

試験はマーク式でおこなわれ、100点満点中60点以上で合格。

実技試験は音楽・造形・言語の3科目から2科目を選択し、1分野50点満点中30点以上取得することで合格です。

ちなみに、筆者は1回目の受験時、筆記試験を1問正解が足りずに不合格でしたが、2回目には合格させてもらえる試験でした。

「未経験から保育士になる方法」のまとめ

未経験であっても、保育士になることは可能です。

しかし、できるならボランティアや保育補助としてまずは現場を少しでも経験することがおすすめです。

段階をふむことで、就職してから「思っていた職業と違う」といったギャップを防ぐこともできます。

養成学校や試験で保育士の取得は可能ですが、ある程度まとまった時間をとって勉強することが必要です。

試験で合格を目指す場合は、試験回数や科目が年次によって異なることがあるので、事前に変更点がないかチェックするようにしましょう。

Sponsored Links

関連記事

facebook

ピックアップ

ページ上部へ戻る