医師は月に4回のアルバイトで年収が〇〇〇万円?!医師のアルバイト事情

医者はなぜアルバイトを行うのか?

「アルバイト」という言葉を聞くと、コンビニエンスストアでのレジや、飲食店での接客などを思い浮かべるかと思いますが、世の中には医者によるアルバイトというものが存在します。では医者はなぜアルバイトを行うのでしょうか。その理由を「病院側の問題」と、「医者個人の問題」の2つに分けて紹介していきます。

まずは病院側の問題です。現状医者は人手不足だと言われているので、病院単位で考えると常勤医師では回らないという病院も存在します。そんな時に病院側が募集をかけるのが「非常勤医師」という存在です。この非常勤医師こそが最も一般的な医者のアルバイトとなります。

つぎに医者個人の問題です。「そもそも医者は給料がいいんだからアルバイトなんてする必要がないのでは」と思う方もいるかもしれませんが、病院によって給与水準は様々です。

給与が良かった病院から転勤すると給与が低くなってしまったという医者が生活水準を下げないためにアルバイトで補完するという医者も存在するようです。また、単純にスキルアップを目指している医者がアルバイトを通して経験を積むという理由も存在します。

病院側の問題と医者個人の問題。この2つについて考慮すると、医師のアルバイトが存在すること、なぜ医師がアルバイトを行うのか、については納得がいくでしょう。

仕事内容は?

では、非常勤医師としてアルバイトを始めた医者はどのようなスケジュールで勤務するのでしょうか。副業としてアルバイトしている方の場合は、常勤している病院の仕事が遅くまでかかる日が多いですし、常勤こそ引退したものの子育てをしながらその傍らアルバイトをしている方もいます。

医者は基本的に多忙なスケジュールの中仕事を行う職業なので、副業をする場合は綿密なスケジュール管理が必要になってきます。

仕事内容について-非常勤医師として勤務する場合-

非常勤で病院に勤める場合に医者が行う業務内容について説明します。まず常勤している病院がありながら副業として非常勤で務めるという方の場合は、常勤している病院にある程度診療体制に余裕があるパターンが多いです。

手術の予定・外来の診察日を判断して今日は病院にいなくても良いという日をつくり、その日に他の病院に非常勤として勤務します。

仕事内容について-在宅で勤務する場合-

子育ての傍らアルバイトを行う等、在宅で医者が行う業務内容について説明します。子育ての傍ら行う場合は、やはり在宅で行うアルバイトをするパターンが人気のようです。その内容は読影です。

そもそも読影とは、MRIやCTの画像、エコー検査での画像を観察して所見を読み、そこから画像から病状などを診断する行為のことを指します。読影は基本的には放射線科の専門医が行うのですが、最近では各診療科の専門医による読影も増えてきています。

病院と在宅で読影を行う医者の仲介の役割を担う業社が存在し、医者はその業者と契約を交わします。そして病院もその業者と契約を交わして、病院から読影の依頼を画像と共に業者のサーバーへ送信します。

すると、その画像が契約している医者の元へ送られ、医者はその画像に初見をつけて病院へ返却するという流れです。

前述したとおり、そもそも医者という職業は基本的に人手不足なので働き方には寛容な体制をとってくれる病院が多いようです。現在アルバイトを検討している医者は、舞まず病院の人事課などに相談して出勤日についての相談をしてみると良いかもしれません。

医者はアルバイトをどのように探す?

私たちが普段アルバイトを始めようと考えた時、どのようにアルバイト先を探すでしょうか。基本的にはアルバイトの求人誌で探したり、今の時代ではネットで専用のサイトやアプリが存在するので気軽に探すことができます。そんな中、医者はどのようにアルバイトを探すのでしょうか。

医師のアルバイトを探すには、先輩や上司から紹介してもらう場合もありますが、実は一般的なアルバイトと同じようにネットで探すことができます。もちろん私たちがよく親しんでいるようなサイトにも医者向けの求人が多数存在しますし、医者の場合は一般的なアルバイト情報誌のほかに、医師専用のアルバイトサイトがあります。

医師のアルバイトサイトは登録制になっており、自身のキャリアや専門分野などを入力することで、医療機関がある程度実力を測れるようになっています。
医者向けに特化したサイトとなっているので、自分が専門としている診療科に沿った求人を探すこともできますし、伸ばしたい分野に絞って探すこともできるので、医者がアルバイトを探す際はごく一般的な求人サイトよりも専門のサイトの方がより自分に合ったアルバイト先を探すことができるかもしれません。

本当に医者のアルバイトはいいことだらけ?

医者がアルバイトをする理由や、仕事内容、そしてどのように働き始めればよいのかの手順もあらかた分かりました。あとは行動あるのみという医者の方々、少し考え直したほうが良い場合もあるかもしれません。医者がアルバイトをする上で常勤医師に比べて大変になる側面も存在します。

こういった部分も考慮したうえでアルバイトを行うのか否かを判断したほうが後悔しない可能性が高まります。なのでこの章では、医者のアルバイトをすると大変になることについて紹介していきます。

常勤医師とアルバイト医師の一番大きな違いとしてはやはり「確定申告」です。確定申告を行う必要がある条件というのは下記の通りになります。

  • 1つの病院からの受給額が年収2000万円を超える
  • セミナーの開催など、診療行為以外での収入が年に20万円を超える
  • 2か所以上から給料を受給している

上記にあてはまる場合は、自分で確定申告を行う必要があります。常勤医師で且つ、上記に該当しない場合はその病院の経理課などが給料天引きの対応にて、自動的にそういった処理を行ってくれますが、アルバイトをするにあたって経理課が面倒を見てくれない部分は自分で行う必要が出てきます。

また、常勤で働いている病院で医療訴訟が起こった場合はその病院の医師賠償責任保険でカバーされますが、バイト先での訴訟では適応されません。
なのでアルバイトを始めるときには自身で忘れずに保険に入る必要があります。

以上が、常勤医師と比較してアルバイトをした上で大変になる点となります。

まとめ

常勤医師とアルバイトを比較した場合に少し大変になる点について紹介しました。これで医者のアルバイトを行う場合のメリット・始め方・デメリットについて大方理解できたと思います。

この上でアルバイトをするか否かの判断を行い、アルバイトを探してみてください。
そもそも掛け持ちをしている医者たちの多くは、アルバイトを初めてよかったと感じる方のほうが割合としては高い様です。

確定申告などいわばフリーランスのような状態になっているのである程度面倒な部分は出てくるかもしれませんが、それ以上に「単純に年収アップがねらえる」、「人脈が広がる」などプラスな意見が多くみられます。

将来開業医として努めたい、プライベートを考慮して患者の担当医師になるのではなく、自分の希望に沿った時間帯で働きたいという方にとっては、医者のアルバイトはかなり良いものとなるはずです。時給に換算しても通常のアルバイトと比べて5倍以上差がある場合もあるので、アルバイトの掛け持ちだけでももしかすると常勤医師の年収を超えることもよくあります。

医者にもアルバイトというものが存在することを知らなかった方や、自身が医者でありアルバイトに興味を持っていた方にとって、少しでも有益だったと思っていただければ幸いです。

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