首都圏から地方へのUターン転職の現実

今から10年と数年前、北海道の大学を卒業後、新卒で関東のIT企業に就職。依頼サーバ関連のインフラ系システムエンジニアとして仕事を続けていました。
けれども働き始めてから数年。将来などを考えたときにやはり「地元で生活したい」という思いが強くなり、Uターン転職を決意。

夏は暑すぎず過ごしやすい。食べ物はおいしい。常に住みたい都道府県上位にくる北海道。
もともと住んでいたため環境は知っているけど、実際働くとどうなの?当記事では、実際に転職して感じたことを紹介したいと思います。

転職を考えたきっかけ

北海道から関東へ就職して数年、幸いなことに結婚し子どもも授かり、仕事も充実しており贅沢を言わなければ恵まれた生活をしていました。
ですが、妻も北国出身ということもあったのですが、夏の暑すぎる。冬は雪がほぼ降らないため気が付いたら冬が終わっている。黒く平べったい虫とエンカウントする。etc… 関東の環境にはいま一つ馴染めていませんでした。

また、今はいいけどそれほど大きな会社でもないため、給与面で将来的な不安もありました。
そんなこんなで今後子どもを育てていくこと、将来のこと、を考えた時に「北海道に戻りたい」と思ったのがきっかけでした。

転職活動を始めて見えた現実

冒頭に書いた通り、私はサーバ系のインフラエンジニアとしてのキャリアが主でした。この仕事自体は嫌いでなく、むしろ自分に合っているのではないかとさえ思っています。(なんやかんやありながらも今も同じ仕事ができています)

北海道で多いシステム系の仕事と言えば

最近でこそ、それなりにインフラの仕事も増えていますが、当北海道でのインフラ系の仕事というのは正直少なく、インフラの仕事だけでいい、と言ってくれるところはほぼありませんでした。感覚的に8割くらいが開発の仕事のイメージでした。

事情はわかったから、インフラの仕事あれば回すけど無いときは開発の仕事もやってね(基本的には開発ね)。というところが多く、開発経験が少ない私は間口が狭く、必然的に首都圏の時と同じような仕事は望めませんでした。
しかしこれはまぁ想定内。頑張って探そう。

生活は守らねばならないのですよ

仕事のやりがいも大事ですが、やっぱり大切なのは給与。妻子をいきなり路頭に迷わせるわけにいかないので、最低限と言わず貰うものは貰わないといけません。

ということで面接を受け、金額の話聞いた時の率直な感想は
「数字間違えてない?」
です。間違いなかったんですけどね。

「北海道に出す場合の金額は関東の3割減」という話を聞いたり、求人情報の給与が低かったりしていたので、覚悟がしていました。が、実際に提示された年収を目のあたりにすると正直びっくりしました。

自分の場合ではありますが、どこもかしこも一番大きい位の数字が1つ減った額で提示されました。酷いところだと2つ減ったりしました。
これはちょっと想定外。悪態ついて帰りました(心の中で)。

実際そんなに変わらないんだよ?

こんなことを書くと「北海道なら生活費安く済むでしょ?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、正直そんなに変わりません。
消耗品、衣類などは値段が変わるわけでもないので、身の回りの物すべてが安くなるわけではないです。このため安直に、生活費が安くなる、ということはなかったりします。

賃貸の家賃は安いですが、子どもと妻のこと考えると変なとこには住めないため、それほど変わらなかったりしました。
必要経費はそれほど変わらないのに収入は落ちる のです。

とはいえ転職し、感じたこと

過ごしやすい環境

いったん仕事のことは置いておいて。
生活するにはいい環境だと思います。冬は厳しく、重労働になる雪かきですが、マンションなどは比較的負担も少ないため、住む場所を選べばそれほど大変ではないかと思います。

寒さに弱い、という人も何人かいましたが、結局は慣れていたのでそれほど問題にはならないのかな~、という感想を持っています。
それ以上に、真っ白な雪の中のイルミネーションや、クリスマス市の雰囲気などは素晴らしいものがあると思います。

大き目の公園も札幌市内にいくつもあり、週末は子供を連れて公園でピクニックなんかもしやすくなりました。BBQできる公園も少なくなく、子どもが元気に走りまわっているのを見るとよかったな~、と思えます。

仕事は…割り切っています

仕事の面では上で書いた通り給与は落ちます。仕事のやり方もこれまた素直に書くと少し古い精神論をかざすところが多い印象です。けど求められるレベルは関東の時と大差ありません。

そりゃまぁそうでしょうが、同じレベルのものを求めるのに、手に残るものは少ない、というのは結構モチベーションの上がらないものです。

結局は自分自身なんですよね

と、仕事と生活環境の面で悩みはしたものの、転職することにしました。
家族と過ごす時間も増え、結局はそれなりに満足できる仕事にもありつけたため、今では北海道へ転職してよかったと感じています。

結局は自分がどうしたいか、なんですよね。私の場合時間もあり、焦ることもなかったためちゃんと考える時間を持て、満足する結果が得られました。
収入は下がったものの、満足できていることを考えると結局は自分の納得できることが大事なのだなと感じました。

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