未経験からの転職~介護職になるための心構え~

福祉業界は人手不足が深刻です。景気が良くないと言われている中、資格なし、未経験者OKなどと言った求人を至るところで目にしますよね。

私自身は、福祉系大学を卒業し、そのまま福祉業界で働いて20年近く経ち、管理職をしています。経験を問わず、介護職として働いていく上で大切にしてほしいことをまとめました。なりたい自分になれる喜びを味わいましょう。

介護職になりたいと思ったきっかけを大切に

介護の仕事に就きたいと思えば、30代でも40代でも50代でも就くことはできます。一方で、自分の子どもより若い職員が先輩や上司になることもあります。

さらに介護は、「3K」と言われるように、「きつい」「汚い」「給与が安い」の仕事も多いです。必ずしも当てはまるわけではありませんが、何となく求人があるから働くような気持ちでは長続きは難しいでしょう。

ここで大切にしてほしいことは「介護職になりたい」と思ったきっかけです。「家族介護を経験して働きたいと思うようになった」「自分が病気(ケガ)をして動けなかった経験から介護に就きたいと思った」など人によってきっかけは異なりますが、介護をしたいと思う動機があるはすです。

初めての気持ちは自分を奮い立たせます。働き始めると想像以上に大変なことは多々あります。初めての気持ちを大切に乗り切りましょう。

未経験や無資格でも働けるのか

最初から何でもできる人ばかりではありません。経験や資格がなくても一つずつ覚えていくことで介護の仕事はできるようになります。一方で介護の経験や資格がないから不安と思う人は、介護職員初任者研修など介護の基礎的な講習を受けて自信をつけましょう。

施設の管理を任されている私ですが、大学では社会福祉の勉強、国家資格である社会福祉士を取得し、介護職として就職しました。4週間の実習などで何となく介護を見たことがある程度の知識。先輩に教えてもらいながらなんとか1人前の介護職員になることができました。

今となっては笑い話になりますが、紙オムツを前後ろ反対につけてしまう、お風呂のスイッチを入れ忘れてお湯が沸かずに入浴中止、認知症利用者の押しに負けておやつを2つ食べられてしまうなど数々の失敗を経て今があります。

失敗は多かったですが、同じ失敗を何度も繰り返さないことを心がけ、現在に至っています。未経験で悩むこともありますが、一歩を踏み出し、いろいろなことを経験して1人前になりましょう。

面接を受ける際の注意点

求人があったからという理由で飛びつくと、想像以上に大変だったと挫折してしまうことがあるため、事業所や施設をよく調べてから決めましょう。
面接では「志望動機」は必ずと言ってよいほど聞かれます。慌てず自分の思いが伝えられるように考えておくことをおすすめします。

その他として

  • 前職の退職理由
  • 残業や夜勤ができるか
  • 自己PR
  • 質問はないか

以上があげられます。質問について正直に答え過ぎるのはよい印象を持たれません。さらに批判などは、自分の評価を下げてしまう恐れがあります。面接時は前向きな表現を心がけましょう。

また面接官から質問はないか聞かれることも多いです。聞きたいことはたくさんあると思いますが、有給やその他の休暇、給与など金銭面について、採用が決まる前から露骨に聞くことはあまり好ましいとは言えません。求人広告などで前年度の実績などが確認できることは採用が決まってから聞きましょう。

自分で転職先を探すことが不安なとき

求人雑誌、ハローワーク、求人広告など求人情報はあふれています。一方で、何を見て応募するのがよいのか、詳しい求人内容を知るための方法はないかなど初めてのことで悩む人もいることでしょう。

実際に私自身、福祉業界で2回転職して現在に至ります。最初の転職は、名古屋という大都市に住んでいたため、名古屋市の福祉人材センターへ登録して自分に合う就職先を探しました。資格ごとに求人票が整理されており、わかりやすかったです。

2回目は主人の田舎へ帰るときでした。他県のため、ハローワークのホームページで探しましたがなかなか思うようにいかず、悩んだのを覚えています。

そんなとき便利だったのは、インターネットの転職サイトでした。転職サイトに登録すると、専任のアドバイバーがつき、相談にのってくれ、条件に合った求人を紹介してくれます。

転職サイトによっては、介護職員初任者研修などが格安や無料で受講できるところもあります。私は福祉現場での経験もあり、正職員を希望し、無事に就職できました。人によっては正職員が不安なこともあるでしょう。

その際は、派遣としての働き方も提案してくれるため、不安な方には転職サイトの利用はおすすめです。

介護職で働くための5か条

未経験でも介護職で長く働き続けるためには以下のことがあげられます。

  1. 介護の仕事に就きたいと思った動機を大切にする
  2. 未経験や無資格でも本人のやる気次第
  3. 働きながら資格取得を目指す
  4. 面接では事前準備をしっかりと
  5. 転職サイトの利用も有効

不安で下を向かず、前向きに新しい世界へ飛び込むのも楽しいものですよ。初めての気持ちを大切になりたい自分を見つけてくださいね。

著者プロフィール

モモ

大学卒業後、福祉業界で働いて約20年になります。
施設や居宅サービスで介護職を10年ぐらい、その他に相談員、ケアマネの経験があります。
介護の仕事が大好きで現場に入り浸りの管理者です。1人でも多くの人が介護の仕事に興味を持ってくれることに喜びを感じています。

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