転職時の確定申告の素朴な疑問 Q&A!

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Q. 転職時に確定申告すると還付金はもらえる?

転職時に確定申告をすれば、還付金が有る場合、国から直接支払われます。または、転職前の会社(退職した会社)から発行された源泉徴収票を受け取り、それを、転職した会社に提出をします。

そうすれば、転職した会社が一括で年末調整をします。この時、還付金が有る場合は転職した会社から支払われます。

Q. 転職時の確定申告で必要な書類は?

転職時の確定申告で必要な書類

  1. 前職の源泉徴収票
  2. 生命保険、個人年金、地震保険等の保険料控除証明書
  3. 転職前に、国民年金を支払った方は『社会保険料(国民年金保険料)控除証明書』
  4. 国民健康保険を支払った方は支払金額の合計
  5. 前職の健康保険を任意継続されている方はその支払金額の合計

以上、5点が転職時の確定申告で必要な書類になります。

Q. 転職時に確定申告の書き方は?

確定申告書申告書A 第一表の書き方

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▲国税庁ホームページより引用

自分自身の源泉徴収票を手元において、それと申告書A 第一表とを見比べながら記入していってください。先ずは、住所、氏名、年齢等記入します。

次に、源泉徴収票をチェックします。必要になって来る源泉徴収票の項目です。

源泉徴収票の項目

  • 支払金額
  • 給与所得控除後の金額
  • 所得控除の額の合計額
  • 源泉徴収税額
  • 社会保険料等の金額
  • 生命保険料の控除額
  • 地震保険料の控除額
  • 支払者の氏名又は名称

それから、第一表に記入。これは、源泉徴収票から申告書に転記すればいいだけです。第一表の記入欄の一覧です。

第一表の記入欄の一覧

  • 収入金額等 給与(ア)
  • 所得金額 給与(1)
  • 所得から差し引かれる金額 (6)から(15)までの計(16)
  • 税金の計算 所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額(38)
  • 所得から差し引かれる金額 社会保険料控除(6)
  • 所得から差し引かれる金額 生命保険料控除(8)
  • 所得から差し引かれる金額 地震保険料控除(9)

新たに控除を申請する場合は、控除金額を計算して、所定の欄に記入します。最後に、税額の計算をします。

皆が受けられる基礎控除にも記入を忘れないでください。

確定申告書A 第二表の書き方

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▲国税庁ホームページより引用

第二表には、住民税のためのデータを記入します。記入するのは、第一表と同じく源泉徴収票から転記します。

保険料等の詳しい情報も記入してください。所得税と住民税では、控除の計算方法が少し違いますので、源泉徴収票に書かれている内容以外にも記入する必要が出てきます。

以上が、確定申告書Aの作成になります。

Q. 転職時に確定申告しないとどうなる?

もし、期限内(2月16日~3月15日)に確定申告を忘れていたとしても大丈夫です。自分で気がついたのなら、できるだけ早く申告しましょう。

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ですが、確定申告後の提出自体は、無申告加算税の負荷が課かってきますので、それを承知した上で行ってください。

先送りにすればする程、無申告加算税が課せられてしまうので、すぐに提出することが大切です。

Q. その他転職時の確定申告で注意すべきこと

その他転職時の確定申告で注意すべきこと

  • 転職した会社に源泉徴収票の提出を忘れると、自分自身で転職前の会社(退社した会社)の分を確定申告しなければ、還付金は貰えません。
  • 所得税は、毎月の所得から差し引かれてます。住民税は前年度の収入で計算されます。
    ですのでで、定年退職や病気退職等で、翌年、収入が全くなくなっていても、住民税の支払いは発生します。忘れずに確定申告をいましょう。
  • 退職金の支払いが発生した場合、確定申告を行う必要が出てきます。
    退職金は所得控除等が大変有利に設定されているので確定申告をしないと、優遇処置が受けられず多額の出費が発生する事もあるので注意しましょう。

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